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美しい菊様の切り口








良い原木を選んで、切り出しの作業をします
クヌギは雑木林の代表的樹種で葉が細長くドングリは球形です。切り株から胚芽して代を重ねますが、ツルには弱いため、下刈りなど人がたっぷり手を掛けないとうまく育ちません。さらに樹皮が薄く、重い良木はとっても貴重です。
山から運ばれた炭材を丁寧に整頓します
水分をたっぷり含んでいる原木ほど良質です。
乾燥は過ぎても、生でも良い炭にはなりません
切りそろえたクヌギの原木がお茶炭になります
お茶炭には10〜15年のクヌギしか使いません
そして、太さを2〜7cmに揃えます。
乾燥された原木は整理整頓されます
紫煙がたちこめる中で原木の整理作業が絶え間なく続きます。休む間はありません。
整えられた窯口と回りの大きな石が特徴
窯は2基あります。外観も内部も池田炭は独自の方法で焼きます
焚き口が小さく狭いが内部が広いのも特徴
火がついている間は休むことなく、次の原木を手入れする時間です。火を入れた窯は3日程燃え400度まで温度も上がります。
休む間もない忙しい時期です
奥行き4m、幅4m弱、高さ2m、六畳より広い窯の内部。一度に約4トンの原木を隙間なく入れます。火をつけるのに1日、かげんをしながら3日間、冷ますのに4日間を要します。
窯の付近に生えています
ちょっと珍しい台場クヌギです。胸高直径80cmで、樹齢は何百年にもなります。先祖が大切に育ててきました。3本あります。
焼き上がった炭
焼き上がった炭はこれから作業場に運ばれて切りそろえられます
切り揃えられた茶の湯炭は、隣で箱詰めされます
決まった寸法に丁寧に切りそろえられて、箱詰めされていきます。
特産品「菊炭」として茶の湯用に出荷されます
出来あがったお茶炭は炉で湯をたてるため茶の湯用に出荷されます
また、枝炭は装飾用に、それ以外はバーベキュー用燃料や最近はインテリア、水の浄化、除湿などに使われます。
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